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全学年 避難訓練(震災)

  •   20, 2021 00:15
………それは10時15分


……!!

静まり返った校内に突如鳴り響くサイレン

「地震です!地震です!」

という緊迫した声の放送。





けたたましい放送とは裏腹に、静まり返ったままの校内……?

あれ?今のはテスト放送なのかな?

と戸惑っていると、

「校庭に速やかに避難して下さい!」

の音声と共に、子供たちがあちこちの出入り口から飛び出してきました

避難訓練3

避難訓練1

声は出さないけれど、素早く正確に校庭に並んでいきます。



騒がずじっと待つ体制から、迅速に行動に移す

                             

ができる子供たちは素晴らしいなぁ!と思いました。
みんなが並んだところで先生の点呼。
避難訓練2

揃っていることを確認して、三浦先生のお話です。
「訓練」は「練習」と同じで、やらなければ本番ではできないということ。

避難訓練には「お・は・し」(おさない はしらない しゃべらない)が大事なこと。

子供たちは真剣に聞いています。

続いて校長先生のお話では、今日の訓練の様子を「とても素晴らしかった!」と褒めていただきました♪
避難訓練校長

そして、「本当に地震が起こったら、何が起きるか分からない。どうすれば安全か、1人1人考えて動く必要がある」というお話には、みんなしっかりと

「はい!」

と返事ができました。

高学年の方では校舎を見て、耐震補強された柱を先生が説明するなど、実り多い訓練となりました。

避難訓練4

例年ですと、この後保護者に児童を引き渡す
【※引き渡し訓練】が行われるのですが、
感染症予防の為やむを得ず、本日は行われませんでした。

※入学時に記入した【児童引き渡しカード】を基に、実際に児童の引き渡しを行う訓練


しかし、災害はいつ起きるかわかりません。

保護者が学校の近くにいるかどうかもわかりません。

大きな震災では携帯電話も固定電話もつながらなくなります。

(実際、東日本大震災の時、当時東京在住でしたが地震発生が14時46分、実家の親の安否がわかったのが22時30分過ぎ、パパさんの安否がわかったのが翌2時過ぎでした…大きなお腹で不安と闘いながら 1歳の息子も守りながら そして何度もつながらない電話にかけながら 地震で落下し散乱した物を片付け続けました。  相原副会長の独り言)

いざ震災が起きたら、すぐに子どもを引き取りにいけるのだろうか…

自分がいけない時、どうやって他の人にお願いしたらいいのだろうか…

その時間は 子どもは学校にいるのだろうか、それとももう帰宅しているのだろうか…

是非、ご家庭で 実際の災害時保護者間でどうやって連絡を取るか
子どもたちの学校にいる時間帯とその確認のしかた
子どもたちの通学路、習い事先、よく遊ぶ場所

家族みんなで話し合ってみると良いと思います。

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目に付くところに貼ってますか?


担当 矢部 (つぶやき 相原)