4年生防災教室②
- 16, 2019 08:02
9月9日(月)
4年生防災教室(煙ハウス)
南分署の消防士の方々に来ていただき、「煙体験テント」の体験授業が行われました🚒
火事の時にもっとも恐いのは、“火”より“煙”だそうです。
煙を吸い込みすぎてしまい、体が動かなくなって逃げ遅れてしまうケースも多いのです。
「煙を吸わないためには低い姿勢になりましょう」
煙は高いところよりも低いところの方が少ないため、避難する際には身をかがめて動くことが肝心です。
「煙を吸い込まないように口と鼻をハンカチ等で覆いましょう」
油断すると煙はすぐに体内に入ってきます。あわてず冷静に口と鼻を覆うことも大切です。
いよいよ煙体験です❗️
2人1組でテントの中に入ります。
みんな、ハンカチで口を覆ってますがゴホゴホと咳込んで出てきます💦
中からは、「こっちだよ〜」と消防士さんの声が聞こえてきます。
私も体験させてもらいましたが、煙で前が見えない中の移動は大変でした💦
最後に、台所などで洋服に火がついてしまった場合の対処法を教えていただきました❗️
合言葉は『ストップ❗️ドロップ&ロール❗️』
冷静に判断し、衣服に着いた火を消すことで、被害を最小限にすることができます。
ポイントは3つです。
①ストップ(止まる)
②ドロップ(倒れる)
③ロール(転がる)
この3つが着衣着火の対処法です。消防士さんが実演してくれましたので、みんなも実際やってみました。
③のロールです。地面にゴロゴロ転がり消火します。
富士市では毎年100件前後の火災が起きており、今年も既に52件の火災が起きているそうです。
この体験を通して煙の恐ろしさ、避難の難しさを実感しました。本当に災害にあった際にすばやく適切な行動ができるきっかけになれたのではないかと思います。
貴重な体験ありがとうございました。
(成人教育部 佐野)